病気

老犬の認知症(痴呆)の初期症状を知って、上手に見守る方法

我が家のポコが亡くなる1か月前、認知症と思われる行動がありました。

家具の隙間に入って動けなくなったのです。

当時、目も悪くなり、歩行もヨタヨタで、それが原因かなと思っていました。

しかし、ポコがバックすることができなかったのは、痴呆のサインでした。

しっかり対処すればもっと最後の日々を快適に過ごせたのではないかと今でも後悔しています。

そこで今回は、犬の痴呆についての知識や対応についてまとめました。

皆様の愛犬介護の手助けになれば幸いです。

1 痴呆とは

痴呆=認知症は、一見、意味不明な動きをします。

しかしながら、本人(犬)は、理由があります。

以前と同じように、愛犬は「トイレに行きたいな」「ごはんが食べたいな」と思って、動いているだけなのです。

ただ、今までのように、情報処理がうまくいかず、結果的に「異様」と思われる行動になっただけ。

本人(犬)にとっては、精一杯の行動だったと思われます。

そのため、愛犬が求めていることが分かれば、異様な行動は減り、落ち着きを取り戻すことができるでしょう。

「謎解き」と思って、寛大な気持ちで受け入れながら接してあげましょう。

2 犬の痴呆チェック

その1 徘徊 歩行機能

家具の隙間に入り込み、動けなくなっている状況は、認知症のサイン。

最初は、「何しているの?」と笑ってしまうような光景でしたが、次第に同じような状況が増えていきました。

言い換えると、「本格的な介護の始まり」だったのです。

対策は、キャンプ用のマットを危険な所に立て掛けるなどして、侵入を防いでいました。

(記事  「足腰が弱くなった犬が、最後まで元気に過ごせる工夫とは」参考に)

 

次第に部屋をグルグル回りだすようになりました。

当初、なぜこのような動きをしているのか?

その原因はすぐに分かりませんでしたが、

理由は、「トイレに行きたい。けれど、方向が分からない。」そんな行動の現れでした。

 

犬によってグルグル動きまわる理由は、異なるかもしれませんが参考までにあげてみると、

・トイレに行きたい

・散歩したい。

・動き回っている若い自分になりきっている。

などなど。

何かしらの理由で動きまわっているので、その原因を取り除けば落ち着いて過ごすことができます。

ただし、怪我をする場合も多いので、サークル等の用意し、怪我対策を施しましょう。

我が家の場合、マットを家具に固定し、サークルの代わりにしました。

 

その2 トイレの失敗

残尿感が分からなくなったり、出ている感覚が鈍くなると、失敗が増えてきます。

臭いから排尿に失敗したことが分かり、興奮する場合もあります。

動き回りトイレの失敗が続く場合、紙おむつの使用も検討しましょう。

動けなくなった時は、紙おむつより、ペット用シートがお勧めです。

シートは、大きい方がベストですね。

(尿の吸収が追い付かず、溢れる場合もあるので)

紙オムツですが、大型犬は、人間用のパンツ型紙おむつが便利でした。

吸収力も抜群です。

尻尾のあたりを 逆のT字にカットし、尻尾を根本まで「グイ!」と引っ張りだすのがコツです。

切り込みのT字が、肛門の方に向いていると、漏れるので背中の方に逆T字でカットするのがベストです。

その3 感情表現の鈍化

ある日、急に痴呆が始まるわけではありません。

老犬になれば、声をかけても気づかなかったり、反応が鈍くなります。

このような現象も、老化の一つです。

愛犬が飼い主を認識することが難しくなると、怯えたり、寂しがるようになります。

そのため、今までのような表情でなく、異なる様子を見せます。

対応として、急に触れないようにしましょう。

私は、ポコに知らせるようにドシドシと歩いて近づいていました。

接し方の工夫次第で、落ち着く場合があります。

興奮して相手や自分を傷つけるような場合、精神安定剤の利用も積極的に考えましょう。

その4 夜泣き 遠吠え

単調な鳴き方は、認知症の特徴的な症状です。

「夜泣き」とも言われています。

心が不安定な症状の一つです。

横で一緒に寝たり、抱っこしたりすることで改善される場合もあります。

もしくは、体内時計が逆転し、昼夜逆転になっているかもしれません。

そのような場合は、睡眠薬で改善する場合もあります。

その5 過食

人間と一緒で、「あれ、ご飯、今日食べたっけ」といった様子で、いくらでも食事を要求することがあります。

我が家の場合は、歯磨きガムを与えて対応しました。

吐かない程度なら、多めにあげても問題ないと思います。

まとめ

異様な行動にも理由がある。

足が悪くなれば、動きが悪くなるのと一緒で、認知症も、ちょっと、どこか、うまくいかないだけ。

想像を働かして、愛犬が何を求めているか探し当てましょう。

 

愛犬の余生が幸せに過ごせることを願っています。

 

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