ペットロス

愛犬が旅立ち、ペットロスに立ち向かう変化を綴った3か月間の記録

愛犬を亡くし、3か月過ぎた頃に書いた記事です。

その当時の心の悲しみ、苦しみの記録をまとめてみました。

ただ、ペットロスは人それぞれの克服の仕方があり、必要な時間も様々。

そのため、私が愛犬を失い過ごした3か月の間の記録を備忘録として残したものです。

違和感を覚える内容もあるかと思いますが、参考になる部分があればうれいしいかぎりです。

1  亡くなった日

心は悲しみでいっぱいですが、なぜか冷静に思考することが出来ました。

それはきっと、愛犬がようやく肉体的な苦痛から解放され、天国に向かっていることを勝手に想像したからだと思います。

愛犬が過ごしていた場所(扉、畳、床)すべてに、生前の様子が見えてきます。

私の場合、亡くなって2時間後には、愛犬の遺品をほとんど処分しました。

介護に使っていた道具、パンツ、ドックフード、マット、おやつ ・・・。

なぜなら、見るだけで自分の心をコントロールできなくなるので、片っ端からゴミ袋に入れ、その日のうちに処分。

驚かれる方もいるかもしれませんが、単に「じっとしていることが出来なかった」ので、このような行動をしたと今になり思うことがあります。

人それぞれ形は違っても、愛犬が亡くなって数日は人には理解できない行動をとるかもしれません。

こんな私ですが、まだ愛犬が若く元気だった頃、

職場の後輩が「猫が亡くなったので休みます」と言われ、「え!」と思ったことがあり、今思うと申し訳ない態度をとったと反省しています。

話を戻しますが、その日の午前中に火葬場に連絡し、言われた通りにホームセンターで、棺桶用の段ボールを購入し組み立て、

午後に花を添え火葬場へ。(夜中2時に亡くなってから12時間後でした)

火葬では、悲しみを引きずる恐怖から、合同での火葬でお願いしました。

そのため、遺骨は手元には戻りませんが、後日静岡にあるペット専用のお寺に埋葬されるとのことでした。

2 その翌日

悲しみが最も深くなった日。

とにかくすべてが変な一日でした。

やはりじっとすることはできず、ペットロスになる恐怖から積極的に悲しみに向き合うことにしました。

そこで、愛犬との日々を素敵な思い出にするため、コルクボードに愛犬の写真を貼り付けました。

(普段精神的な支援をしている仕事のため、このような行動にでたのかもしれません)

遺骨がないので、そこが愛犬との会話の場所になりました。

涙しながら、「つらいよ」「会いたいよ」と言いながらも強引にボードを完成。

完璧な思い出ボードではないけれど、心の整理の第一歩として、2時間ほどで完成させました。

完成しても、ほとんど見ることができませんでした。

3  亡くなって3日後

思い出ボードを見て、また涙します。

「こんな素敵な時間をくれてありがとう」と強がりを言いながら、写真に話しかけます。

しかし、後悔の気持ちも多く浮かびました。

あの時「あーすればよかった こーすればよかった」と頭の中を何度もよぎるのです。。

・臨終に合えなかったこと

・あの時から病で苦しかったんだね。

もっと早くから異変に気付いてあげればよかった など。

感情を抑えることに必死な自分がいました。

 

それでも、仕事中は一瞬忘れることもあり、あとで

「それが一番愛犬が望んでいること」

「早く、素敵な思い出にしなくては」

と一生懸命、自分を正当化していました。

4 1週間後

「もう、一週間」と少し驚きも感じていました。

愛犬のいない生活に慣れず、リズムが合わない生活が続きます。

一番不思議な生活リズムは、愛犬のいない一人での散歩でした。

散歩中は、何度も愛犬のことを思い出し、切なくなります。

 

忘れている時間が増えるにつれて、「忘れている自分が許せない」と思ってはダメ、と言い聞かせていました。

愛犬は、私に「心の整理の仕方」まで体験させてくれたのです。

5 2週間後

私は、愛犬のいない世界を少しずつ理解できるようになりました。

次第に、パニック症状から抜け出し、思い出として理解している自分がいるのです。

食事の時間や散歩の時間を気にしなくてもいいんだ、と寂し思いが考察しながらも、

新たな生活が始まったことを受け入れるようになりました。

けれど、外出先で、散歩をしている犬を見ると、つい最近まであった現実を思い出し、涙です。

6 1か月後

愛犬の死を客観的に見れるようになりました。

・犬を飼う素晴らしさ、を教えてくれたこと。

・私の元に来て、「愛すること」を教えてくれたこと。

・切ない思いさえも、体験させてくれたこと。

・多くの学びを与えてくれ、人生に幅を広げてくれたこと。

 

時々出てくる遺品を見て涙がポロリ。

それでも、激しく取り乱すことはなくなり、

受け入れている自分に不思議すら感じます。

私を成長させてくれたことに感謝。

子供たちの情緒の育成に影響を与えてくれたことに感謝

 

そして、新たに、写真を整理し、素敵な思い出ボードを作りました。

今度は、悲しみだけでなく、思い出として、気持ちを整理しました。

 

7 2か月後

狂犬病予防接種のお知らせ、フィラリア予防のお知らせ、鹿肉ドックフード追加の案内・・・。

まだ、愛犬が社会とつながっていた証の手紙が届きます。

以前は、速攻で処分していたものも、じっくり読んだりする自分がいました。

2ヶ月過ぎても、悲しみは消えませんが、客観的に愛犬の死を受け入れることができています。

「人間でいえば、今日は49日だね。」などいいながら、きっと傍にいる愛犬に語っていました。

このあたりから、愛犬の死を月単位で把握するようになりました。

8 3か月後

愛犬のボードを見て、挨拶しています。

家族の皆は、死を受け入れつつも、再び犬を飼う気には慣れない様子。

人一倍苦しんだ私は、「もし偶然捨てられて犬を発見したら、飼おうかな」と思い始めていました。

それは、ポコの生まれ変わりかもしれない・・・。という思いから。

そのくらい余裕が出てきたのも事実であり、愛犬の「死」を前向きに捉えてきた結果がようやく感じらるようになったのです。

写真や、動画を見れば、胸いっぱいになりますが、素敵な思い出に変わり始めた頃でした。

 

愛犬が亡くなる以前に読んだ広告。

これが、私の3か月間の行動の根拠だったかもしれません。

商売に使われる広告ですが、おめでたい私にとって救いだったものです。

死ぬのが恐いから
飼わないなんて、
言わないで欲しい。
おうちを汚すから飼わないというなら、
犬はお行儀を身につけることができる。
留守がちだから飼わないというなら、
犬はけなげにも、孤独と向き合おうと努力する
かもしれない。貧乏だから飼わないというなら、
犬はきっといっしょに貧乏を楽しんでくれる。

だけど・・・死ぬのがこわいからと言われたら、
犬はもうお手上げだ。すべての犬は、永遠じゃない。
いつかはいなくなる。でもそれまでは、
すごく生きている。すごく生きているよ。
だぶん今日も、日本中の犬たちはすごく生きていて、
飼い主たちは、大変であつくるしくって、
幸せな時間を共有しているはず。

飼いたいけど飼わないという人がいたら、
伝えて欲しい。犬たちは、
あなたを悲しませるためにやっては来ない。
あなたを微笑ませるためだけにやってくるのだと。
どこかの神様から、ムクムクしたあったかい命を
預かってみるのは、人に与えられた、
素朴であって高尚な楽しみでありますよと。

愛犬と出会い、別れて数か月。本当にこの通りだったなと思っています。

 

人それぞれの愛犬との物語があり、それぞれの別れ、そしてペットロスの辛さがあります。

愛犬との生活が、素敵な思い出になることを願っています。

参考になれば幸いです。

 

関連記事

  1. ペットロスを乗り越え、素敵な思い出に変える方法
  2. 後悔なく愛犬を見送るためにしておきたいこと
  3. 愛犬が亡くなった日の過ごし方・お別れの仕方

コメント

    • 通りすがり
    • 2018年 1月 08日

    死んでその日のうちに 火葬場決めるなんて
    よくできますね

    生き返る場合もあるのに
    人間だってその日のうちに 火葬しませんよ

    作った作文のようで びっくり
    しかも べーべー泣くのもそんな短期間ですんで 
    何年いっしょにいたのかな
    体重の軽い小さいわんこだったのかな

    わたしも最近犬を亡くしましたが
    どこいくにも犬と出かけた場所が多く
    ひょんなことから あの時は こうだった この時はと思い出す羽目になり
    そのたびに切なくなります

    2日目が一番悲しいとか へーーーーーって感じ
    悲しみがそんな嵐のようにすぎさって消えてくれるならいいですね
    私は 時間とともに 悲しみが増えてきてます
    さぞかしさっぱりした人なんでしょうね
    あまりにも安っぽいのでコメントさせてもらいました

      • supporter
      • 2018年 1月 11日

      コメントありがとうございます。
      20KGを超える大型犬で、15年以上一緒に過ごした愛犬でした。

      愛犬が亡くなった日、私は「やっと楽になったね」という気持ちを感じたことも事実で、ご指摘通りさっぱりした性格なのかもしれません。
      ただ、2日目、悲しみで自分をコントロールをできななったのは人生で初めてでした。
      そして10か月経過した今、投稿者の方と同じで散歩コースを歩くたびに切なくなります。
      こうして、わざわざ、コメントを頂いた時点で、犬が大好きな方で、素晴らし人だと思います。
      私が、文章を書くことが苦手なため、不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。
      愛犬家の皆さんが、一日でも早く愛犬と過ごした時間が素敵になることを願っています。

        • まい
        • 2019年 1月 15日

        supporterさん
        涙が止まらない日々をどのような思いで振りかえってこうして書かれたのか、愛犬家ならみんな共感し合えると感じました。
        愛犬に対する思いや旅立ちを見送るタイミングや事情はそれぞれで、それを他者が否定する権利はありません。
        supporterさんのように率直に書き出せない多くの愛犬家が共感したり、うちの場合はこうしたなとか、大切な愛犬を思い出しながら気持ちを落ち着かせていただいていますよ。その一人として心から感謝します。

    • まい
    • 2019年 1月 15日

    supporterさん
    涙が止まらない苦しい日々をどのような思いで振りかえってこうして整理して書かれたのか、愛犬家ならみんなその思いを共感し合えると感じました。
    愛犬に対する思い、旅立ちを見送るタイミングや事情はそれぞれで、それを他者が否定する権利はありません。
    supporterさんのように率直に書き出せない多くの愛犬家がこちらを拝見して共感したり、うちの場合はこうしたなとか、大切な愛犬を思い出しながら気持ちを落ち着かせていただいていますよ。
    その一人として心から感謝します。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP