介護

老犬の寝る時間が増えたら要注意|床ずれ対策

こんには、老犬サポーターのワンネスです。

「最近、愛犬が寝る時間が増えて心配だな」

「大丈夫かな」

と心配されている方も多いようですね。

きっとその心配は、「愛犬の余生が快適に過ごせますように・・・」という願いの裏返しでないでしょうか。

私も「元気100%でなくても、いつまでも元気でいてね」と寝ている愛犬に毎日のように話しかけていました。

しかしある日、愛犬の様子を見ていた私は、肩の近くにできた「床ずれ」を発見したのです。

症状は軽度ですぐに皮膚の状態は回復しましたが、「床ずれ」にならないように注意していた分、ショックでした。

床ずれは想像以上に進行が早いことを実感しました。

もし、寝たきり状態になれば、より注意深く観察する必要があるでしょう。

特に大型犬は床はずれの進行も早いので要注意です。

そこで今回は「床ずれ」についてお教えします。

防ぐことができる「床ずれ」を無くせば、老犬生活がより充実することでしょう。

1 床ずれとは

床ずれとは、マットや布団に接触する部分の皮膚が死んでしまった状態のこと。
原因は長時間の圧迫が、皮膚の血流を悪くし、皮下組織や筋肉へ酸素や栄養が届かなくなるからです。

体位変換等をする時などに、弱った皮膚とマットが擦れて悪化する場合があります。

気づかずに過ごせば、日に日に悪化し、細菌感染により命を落とす場合も。

予防こそが最善策と言えるでしょう。

 

犬は、毛に覆われているので発見が遅くなります。

我が家の場合も、発見した時はすでに初期の床ずれ状態。

皮膚が赤く痛々しくなっていました。

2 観察ポイント

飼い主が「床ずれ注意ポイント」を知っていれば、床ずれは予防できます。

骨が飛び出ている部位をよく観察することが大事(肩、かかと、腰など)です。

発赤・紫斑、むくみ・水ぶくれ、ただれ、潰瘍(かいよう)、滲出液、におい、局所の熱や体温の変化がないかチェックしましょう。

 

しかし、初期の床ずれを見つけることは困難です。

なぜなら、意識して患部を観察しない限り見つけることができないからです。

愛犬の寝る時間が増えたなー、と感じはじめたら、

毛をかき分けて観察する習慣が必要です。

そうすれば、床ずれになる前に、異変に気付くことができます。

3 予防

床ずれは、予防さえしっかり行っていれば恐くない病気です。

言い換えれば、「寝たりになる時間をどれだけ短くすることができるか」です。

散歩

できれば寝たきりにならないように、老犬になってもゆっくり散歩を継続させることです。

・散歩距離は短くてもいい、

・介助をしながらでもよい。

・立ち上がったりする遊びでもよい。

ハーネスなどを利用しながらも、一日でも長く動けるように工夫していきましょう。

マッサージ

愛犬が寝たきりになったり、寝る時間が増え始めたら、血行促進のためにマッサージをしましょう。

足を軽くもって、屈伸させたり、体中を触ってあげます。

マッサージをすることで、スキンシップと健康維持、床ずれの早期発見に繋がります。

最後は蒸しタオルで、幹部からゆっくり温めながら、仕上げをするといいですね。

4 排泄対策

寝たきり状態になれば、排泄物で体やマットを汚してしまいます。

マットの上に寝ている場合、一番体重がかかる場所が沈んでいます。

この状況は、最も「床ずれ」しやすい場所に排泄物が集まることになり、床ずれの悪化の原因の一つです。

汚れやすい部分は、毛を短く切っておきましょう。

ふき取りやすくしておくことで、衛生的に保つことができます。

我が家の場合、スーパー次亜水を利用しながら、体を拭いたりしました。

臭いもなく、体に付着しても「水」とまったく変わらず、とても重宝したアイテムです。

最近では薬局でも少量タイプも売っていますね。

注意)次亜塩素酸ナトリウムではありませんよ。

5 アイテムの活用 介護用マット

大型犬になればなるほど、マットは必要です。

体位変換も楽にでき、通気性を確保し、圧迫防止になります。

マットは、人間用でも、犬専用でもOK。

衛生面や通気性等が確保されていれば問題ありませんが、ポイントだけ確認しておきましょう。

ポイント1  洗いやすい、乾きやすいマット

排便、排尿で汚れても、洗いやすい、乾きやすいものがいいですね。

2枚あれば問題ありませんが、お値段も高いので、1枚でやりくりするなら乾きやすいのをお勧めします。

ポイント2 通気性が良いマット

大型犬で、夏の介護を想像してみてください。

マットの下は熱と湿気がこもります。

床ずれ予防には、ぜひ改善したいポイントです。

通気性を確保したマットをお勧めします。

ポイント3 体圧分散マット

3時間以上介護することができない場合は、マットの性能が優れたものを選びましょう。

可能であれば、体圧分散を謳っている商品がお勧めです。

値段=マットの質ですね。

ポイント4 取っ手つき

マットの裏に、ヒモ状の取っ手がついているタイプがあります。

これは病院に行った際、マットごと移動することができ便利です。

動かす時が「床ずれ」の原因になるので、犬専用のマットが使い勝手がよいでしょう。

その他、足と足がぶつからないように、骨同士を保護するように、パットやタオルも必需品です。

6 まとめ

床ずれを予防することができれば、3つの負担を軽減させることがでます。

1 愛犬が症状で苦しむ負担

2 治療費の負担

3 治療に関わる飼い主の負担

床ずれは、予防可能です。

各家庭で、工夫に工夫を重ねていきましょう。

愛犬が、健やかな老犬LIFEを過ごせることを願っています。

 

 

 

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